文学の講義は「レトリックの周辺」を語りました。

昼休みに文学の講義のセッティングのため13101教室に移動しました。途中で人間科学部の準備室を覗いてみようと思っていたら、上手い具合に助手のA君が4年のゼミ生のTさんと中庭でお喋りをしていました。私も仲間に加わってしばらくお喋りしました。
午後の文学の講義は「レトリックの周辺」と題して言語学者佐藤信夫氏の『レトリック感覚』の主張を紹介し、<<創造的認識を言語によって造形するための>>あやの分析というテーマを語りました。今日はパワー・ポイントは使わずに、大きな文字で要点を印刷したA4の紙を教材提示機の上に乗せて、プロジェクターで映写するという方法で講義を進めました。私はこの方式を「紙芝居」と呼んでいます。(今日は絵はありませんでしたが。・・・(^_^;;)
講義を終えてから研究室に戻りました。地理のM先生と少々お喋りしました。3年のゼミ生のH君ともお喋りしました。その後で遅い昼食を済ませてから、図書館に移動しました。地下の書架の間から、千種キムラ・スティーブン『三島由紀夫とテロルの倫理』(作品社)を見つけだして借りておきました。読むのが楽しみです。