「文学」のレポートを読み進めています。

午後は「文学」のレポートの採点に取り掛かりました。まだ50点ほどしか目を通していません。残部が200ほどあるわけです。面白いものがあると「精読」してしまうので先に進まなくなります。・・・日文3年Tさんの「夏目漱石『こころ』における「静」の不幸について」は先生の奥さんの「静」に着目したレポートでジェンダー論の視点から分析しています。臨床心理4年のKさんの「『丸の人』における「声」の役割の考察」はお笑いコンビ、ラーメンズ小林賢太郎の『○−maru−』というライブのDVDを分析しています。一人で多声的な劇を成立させている芸人らしく、レポートを読んで無性にDVDを見たくなりました。・・・日文2年のAさんの「江國香織「夏の少し前」によるものがたり論−記憶のタイムマシンに揺られて−」は文章力が有って読ませるレポートになっています。o(^0^)o
まだレポートを読むペースが上がってきません。今日は20部ほどのレポートを読んでお仕舞いにしました。駅の向こうの須原屋まで出掛けて江國香織の『つめたいよるに』(新潮文庫)と本谷有希子の『江利子と絶対』(講談社文庫)を買ってから、駅のSOFTBOXでU2の『ヨシュア・トゥリー』と小林賢太郎プロデュース公演『LENS』を借りて帰宅しました。(『○−maru−』がなかったのです。)週末のお楽しみですね。