雑司ケ谷の墓地に夏目漱石のお墓を詣でました。

午前から午後3時にかけては、石原先生の上掲書をレジュメする形で、少々講義録の種を作りました。このごろ根を詰めて作業すると、たちまち肩が凝ってしまいます。齢のせいでしょうか?・・・さすがに能率が落ちてきたので、散歩に出掛けることにしました。漱石先生のお墓参りです。埼京線の快速に乗って池袋に出ます。乗り換えて東京メトロで一駅で東池袋です。地上に上がると目の前が雑司ケ谷の墓地です。(『こころ』の先生がKの墓参に出掛けるのもここです。)先ずは一番に夏目漱石のお墓を詣でました。それから森田草平のお墓、大塚楠緒子のお墓と回りました。(関川夏央谷口ジローの『「坊ちゃん」の時代』シリーズでもお馴染みの人々です。)永井荷風竹久夢二も回ってお墓を詣でました。母方の祖父が坊主だったので、何となくお墓にいると気分が落ち着いてきます。数年前に訪れたモンマルトルの墓地を思い出しました。緑が一杯で涼しい風が吹き抜けていきました。