知床五湖の遊歩道は素晴らしいトポスでした。
北海道旅行の三日目です。５時３０分に起床して露天風呂を楽しみました。７時３０分には朝食を取って荷物をまとめました。９時、ジャンボタクシーに乗って移動を開始です。先ずは標津川の鮭を見学しました。橋の下を何匹もの鮭が泳いでいます。それから国道を突っ走って野付半島の突端を目指します。広大な風景が一面に広がっています。半島の突端から１６キロはなれた国後島が望まれます。・・・「北の国から」の舞台となった羅臼、礼文と走り、道の駅・知床羅臼の「海馬屋たかさご」で海馬（トド）定食やら熊肉定食やらを食べました。トドの肉もクマの肉も美味しいものではなく、一緒に取ったホッケの方がお勧めでした。店のトイレに立ったら外国人の観光客がいます。聞いてみたらベルギーの人だそうです。北海道、東京、京都、広島と三週間掛けて回ると言います。ちょっと訛ったフランス語でした。
知床峠に向かう途中で熊の湯という露天に立ち寄りました。登山家やらライダーやらが入れる国営林の中の小さな露天風呂です。保存会の人々が国から借り受ける形で露天風呂を守っていると聞きました。簡単な脱衣所で服を脱ぎ捨てて入ってみましたが大変な高温です。全身がひりひりしてしばらく動きが取れませんでした。(^_^;;１０月１１日の午後３時頃のテレビでこの露天風呂が放映されると張り紙がありました。（ところがどのテレビ局か忘れてしまいました。）・・・知床峠で車を停めて羅臼岳や北方領土を眺めました。それから知床五湖に向かいました。・・・知床五湖ではタクシーを降りて森の中の散策コースを歩きました。遊歩道が出来ていて大勢の観光客たちがコースを散歩しています。木々の間を歩くのが何とも爽快です。何しろ空気が最高に美味しいのです。クマザサの茂みの中にシカがたたずんでいます。一湖、二湖、三湖と森の中の湖の美しさに陶然としました。知床の森の静けさにも感銘を受けました。・・・斜里郡斜里町の岩尾別温泉「ホテル地の涯」を目指します。川沿いの細い道を行くとシカの姿が何度も現れます。時には１０頭近いシカの群れがおとなしそうに草を食べています。・・・日が沈む前にホテルに着きました。（写真は知床五湖の一つの二湖です。）
