教えやすい教材を選ぶのもポイントです。

takuzemi2007-10-19

1限のフランス語は複合過去を学びました。今日も冒頭でセルジュ・レジアニの朗読するプレヴェールの詩「君のために恋人よ」を聞いておさらいしました。この詩の中には一般の他動詞の複合過去と「場所の移動の自動詞」の複合過去との双方の事例が出てきます。ティーチャブルな(教えやすい)教材だと言えます。直接目的語が過去分詞に先行する際の性数の一致の事例までもが第4節には見出されます。複合過去を学ぶには絶好の教材なのですね。・・・今日は学生諸君にも大いに動いてもらって練習問題を解いてもらってから、昨夜のNHKのBSで放映されたブルゴーニュの映像を20分ほど楽しんで授業を終えました。・・・2限は対話の部分を学生諸君に次々と当てて訳してもらいました。簡単な短文から成り立っているテクストです。pouvoir, vouloir, devoirなどの動詞と疑問形容詞は用意しておいた「看板」を提示機で示しながらテレビの画面を利用して説明しました。「紙芝居方式」です。(文学などの講義ものでも「紙芝居方式」は有効です。「看板」はユニットごとにまとめてクリップしておきます。)こちらのクラスでもブルゴーニュの映像を20分ほど楽しんで授業を終えました。