Fさんの論文もなかなか形がととのってきました。

takuzemi2007-10-25

昨夜もNHKのBSで放映されている「フランス秋色散歩」のシリーズを見ました。毎晩、ブルゴーニュの美しい風景がふんだんに映し出されてため息をついてしまいます。数日前から見られる限りは見るという夜の定番になっています。セヴィーヌ・レ・ボーヌのワインの収穫の話はビデオにダヴィングして教室に持っていき学生諸君にも見てもらいました。この番組を見るたびに感じることは大地に根ざした古くからの生活が残っているのがヨーロッパなのだなという感慨です。けれどもフランスの野がグローバリゼーションからもっとも遠いところにあるとも言えないらしいのです。(これについてはまた書きます。)
今日はFさんとの「ランボー読書会」が待っています。早めに大学に移動しました。2限の始まる前の休み時間には「多文化理解コース」のゼミについての質問に来た学生としばらくお喋りしました。・・・10時20分からは読書会です。今日もFさんの書いてきた論文の草案を冒頭から見直しました。ランボーの『地獄の季節』の中の「地獄の夜」を素材にして話者の身体感覚を分析しようという論文です。炎や渇きのイメージが沢山書き込まれている部分です。なかなか読み応えがあります。Fさんの論文もずいぶんと形がととのってきました。完成が楽しみです。o(^0^)o