今日のゼミは盛り沢山となりました。

4限は授業のない空き時間なのですが、多文化理解コースの説明を求める学生諸君が何名か研究室に訪問しました。昨年度の卒論発表会の資料の残部を配布して、卒業生の諸君が書いていった論文の内容を説明しました。学生諸君の関心の領域が大変に広いので、ゼミ担当の教員としても苦労します。
5限ともなると外は薄暗くなってしまいます。4号館の3階の434教室に移動しました。今日は先ず夏目漱石の『三四郎』の第4章を精読する作業から取り掛かりました。担当のO君、K君、そしてもう一人のK君がハンドアウトを作ってきてくれています。この第4章はなかなか盛り沢山な章です。三四郎のこころの変化や「富士山の翻訳」の問題など重要なテーマが色々と書き込まれています。3人組はなかなか良くまとめてきてくれました。
夢十夜』の中から一つの夜を選んで分析してくるというレポートも宿題にしてありました。今日は何人かの諸君が頑張ってレポートを提出してくれました。まだ提出していない人は来週までに頑張ってください。(ゼミの資料を蓄積するための閉鎖ブログのメンテナンスが滞っています。ゼミ生諸君の中に誰か手伝っても良いという人がいたら手を挙げてくれませんか?)