「介護等実習オリエンテーション」が行われました。

午後の4時20分からは、725教室に300名ほどの文学部の学生諸君を集めて、「介護等実習オリエンテーション」が行われました。先ずは、教育学部のH先生から、実習に出掛ける上での諸注意についてのお話がありました。履修計画をしっかり立てて、教育実習に耐えられるだけの教科の実力を付けることが基本だというお話でした。教員となるには、社会性も大切で、子供とは関われるけれど、大人とは関われない先生が増えているとの指摘も興味深いものでした。「保護者会恐怖症」の先生です。
H先生のお話の次は、日本文学科の学生のSさんがK擁護学校(特別支援学校)での実習の体験を語ってくれました。「子供たちとたくさん接する」ことを目標に実習に臨んだと言います。子供たちは、遊びを通じて「他者との関係を築き、自己を発見する」と言います。K擁護学校は、私も訪問して見学させていただいたことがあり、先生方の使命感にあふれた教育実践に感銘を受けた記憶があります。
Sさんの話に続いて、中文科のU先生、日文科のY先生、そして英文科の私という順番で短い諸注意を話しました。私は「一仕事を片付ける」という覚悟を持つことが大切だと締めくくりました。教育実習委員の先生方の話の後は、実習係りのHさんの指導のもとに申請書を実際に作成します。必要事項を漏れなく記入した書類を、学科ごとの実習委員の先生に提出してオリエンテーションはお仕舞いです。学生諸君からの質問も多く2時間近くの作業となりました。(写真はキャンパスの猫さんです。)