大みそかは我が家で停滞して過ごしました。

takuzemi2007-12-31

昨日・晦日の夜はお腹の調子が悪くなってダウンしてしまいました。風邪が原因なのか、数日前に食べた帆立て貝の刺し身が原因なのか分かりません。今日もまったく食欲が沸かず(と言うよりも食事を取るだけの元気が出ず)ごろごろと寝たり起きたりして過ごしてしまいました。おかげで読書の時間だけは、たっぷり取れました。漱石の『門』、『明暗』、熊倉千之著『漱石のたくらみ』(筑摩書房)、坂口曜子著『魔術としての文学』(沖積社)などなどの本を読み進めています。乱読ですね。

午後は録画しておいた中原中也の番組を見ました。NHKの3チャンネルで放映されたものです。作家の町田康さんが中也の足跡を追って、湯田、京都、東京、鎌倉と旅しつつ、その生涯を辿ります。「短歌絶叫コンサート」でお馴染みの福島泰樹さんのいかにも臨場感にあふれたライブも聴くことができて、大変に楽しい2時間でした。
夜になってから私だけでなく家族のものたちも体調不良を訴え始めました。やはり28日の夜に食べた帆立て貝の刺身が怪しいような気がします。胃や腸に不全感があって、どうしても下っ腹に力が入りません。それでも家族たちは賑やかに「紅白歌合戦」などを見ています。私は早めにダウンを決め込んで床に就くことにしました。(写真はベランダから見る今年最後の夕焼けです。遠くに富士山が見えます。)