無理はせずに怠惰な寝正月を送っています。

takuzemi2008-01-02

食あたりで体調がすぐれません。朝は居間で横になって本を読んで過ごしました。家人は朝からテレビで箱根駅伝の往路を見ています。私も時々起きてきてはテレビの画面を覗きます。山梨学院大学モグスのぶっちぎりなどは、やはり見なければ損だとばかり画面に釘付けになります。けれどもかなりの長丁場です。まだ病人ですので、しんどくなったら和室に引き上げて横になります。まだまだ体調が本調子ではありません。
関川夏央谷口ジローの傑作『『坊っちゃん』の時代』連作(双葉社)を読み直して楽しみました。漱石、鴎外、そして啄木までの三冊を読んで明治の雰囲気にどっぷりと浸かりました。「凜冽たり近代 なお生彩あり明治人」の副題が連作の基調の雰囲気を見事に伝えてくれます。
午後には何とかお腹の具合も多少は回復しました。何しろ足掛け4日目です。おせち料理の残りをいただいても気分が悪くなりません。数日ぶりでアルコールも少々いただくことができました。o(^0^)o
夜はBSフジで「鬼平犯科帳スペシャル・山吹屋お勝」を見ました。ストーリー展開が良い、カメラワークが素晴らしい、役者たちの演技に格調がある、出てくる料理についての蘊蓄も楽しい・・・などなど大好きな時代劇です。中村吉衛門の鬼平に見惚れてしまいました。(夕焼けの中に遠く富士山が見えました。)