フランソワ・コペの「鳥たちの死」を読みました。

takuzemi2008-01-10

今日は「ランボー読書会」は相棒のFさんが風邪気味でお休みにしました。研究室で地方入試の監督者説明会の段取りを取りまとめてから、図書館まで本を返しに行きました。しばらく地下の書架の間を巡って面白そうな本を物色してから、2〜3冊の本を借りて学食に移動しました。
昼休みには早めに643教室に移動して「ヨーロッパの文学」のハンドアウトをセットしておきました。研究室に戻って、12時45分には日大大学院のI君に合流しました。今日は3限の授業の冒頭で学生諸君に協力をお願いして、I君のアンケートを実施する予定なのです。
I君と643教室に移動して、学生諸君にアンケート協力のお願いをしました。授業冒頭の15分ほどで無事にデータの回収までスムーズに運びました。講義の本番は、教材提示機でスクリーンに「看板」の文字を映写しながら、フランソワ・コペの「鳥たちの死」を読みました。見事なまでのアレクサンドラン形式の詩です。フランスの伝統的詩形を説明するには持って来いの教材です。コペの詩を読んでから、ボードレールヴェルレーヌランボーロートレアモンなどの詩人たちの話しをして講義を終えました。