フランス語のクラスでもコペを読みました。

takuzemi2008-01-11

昨日の「ヨーロッパの文学」で配布したハンドアウトの残部がかなり沢山あります。今日はフランス語のクラスでこの資料を再利用することにシマシタ。フランソワ・コペの「鳥たちの死」を精読する作業です。12音節のアレクサンドラン形式の定型詩です。脚韻も見事に踏んであります。6行目には10音節しかない破格の一行があります。これはもちろん詠嘆の余情を引き伸ばすための作者のたくらみです。動詞の時制も過去、現在、未来と詩の展開を追って変化するさまが読み取れます。・・・1限はコペの詩を読んでからフランス語検定の4級の問題を解いてみました。
2限のクラスは中級です。ここでもコペの詩を読んでからテクストの「アミカルマン」を読み進めました。文法は代名詞のyとenの用法について説明して授業を終えました。大声で何度も詩を朗読したのでのどが痛くなりました。
学生食堂で昼食を済ませました。窓の外に面白い張りぼてがあります。美術専修の学生さんたちでも作ったのでしょうか? 何の説明もないので不思議に思っています。・・・午後の3限の臨床心理のクラスも1限と同様の展開です。コペの詩をゆっくりと読んでからフランス語検定の4級の問題を解いてみました。本番にも大いに挑戦してみて欲しいものです。
http://www.lirecreer.org/biblio/classiques/la-mort-des-oiseaux/index.html