写真は「クック株式会社製 K’ZOOL」です。

takuzemi2008-01-19

センター入試の第一日です。朝から監督を担当している先生方も多いのですが、私の担当は3限の国語、4限の英語(筆記)、そして5限のリスニングです。集合時間は11時50分ということで、10時頃には大学に着きました。研究室で総合講座6の成績の素点を受講者名簿のエクセルのシートにたたき込みました。まとめ役のO先生からメールで送られてきたものです。100名近い学生数ですので、なかなか手間が掛かります。打ち込みを終えて、返信のメールに添付して送信すると、もうセンター入試の集合時間が迫っています。午後からだけの担当の先生方は、そう多くはありません。小教室に集合して、湘南キャンパス入試委員長のS先生の挨拶、入学課のIさんの諸注意を聞きました。時刻合わせを済ませてから、箱弁当の昼食をいただきました。
一休みすると国語の試験の時間です。3号館2階の受け渡し会場で問題冊子や解答用紙のマークシートを受け取ります。冊子、マークシート、その他の備品も念入りのチェックを済ませねばなりません。寒風の吹くキャンパスを横切って、試験教室の6301教室に移動しました。会場での主任監督者はI先生です。私ともう一人のI先生とは問題冊子、回答用紙の配布、写真票の確認などがメインの作業です。受験生のみなさんの緊張が伝わってきて、こちらも大いに緊張してしまいます。受験希望者が80名という教室なので、冊子やマークシートを配布する作業がやはり手間取りました。やっとすべての配布作業が終わり、試験が開始すると、気分が落ち着いてきました。
監督をしていて面白いなと思ったのは、私が最近愛用している鉛筆削り「クック株式会社製 K’ZOOL」を持ち込んでいる受験生が何人もいたということでした。この鉛筆削りは「芯の長さが5段階にかえられます」というのがキャッチフレーズで、削りかすが本体の中に溜まる構造になっているので、図書館などの出先で鉛筆を使うのに何とも重宝するのですね。(今日は一日、写真を撮る暇がありませんでした。写真は「クック株式会社製 K’ZOOL」です。)
無事に国語と英語(筆記)を終了すると、5限はいよいよ英語のリスニングです。昨日、金曜日の朝日新聞の記事にも「リスニング試験 大丈夫?」と題されたものがありました。(写真)トラブルの多い試験だと聞いていますので緊張します。ICプレーヤーを配布してから、ICチップを配ります。表面に描かれた矢印がプレーヤー本体に向かって左を向くように配布するように監督要領には指示されています。主任監督者のI先生が読み上げる指示に従って、受験生のみなさんがプレーヤーを操作します。無事に全員の機器が動作し始めたようです。緊張が軽くなります。受験生が機器の調整を行っているあいだに、こちらは受験生と写真票との照合の作業が入ります。
何とかトラブルが出なければ良いのだが・・・と心配していましたが、無事に18時35分にはリスニングの試験も終わりました。マークシートを回収して、教室を片づけて、本部に戻ったのが19時頃です。・・・その後は監督者全員が3301教室に集合して、マークシートの確認作業が終了するのを待機します。この時間が大変に長引きました。夜の20時45分ごろにやっと仕事から開放されました。