太宰治記念館「斜陽館」に移動しました。

次には国指定の重要文化財となっている太宰治記念館「斜陽館」に移動しました。近くの食堂で昼食を済ませてから、ゆっくりと館内を見学して楽しみました。それにしても太宰の父の津島源右衛門という人物は大変な資産家だったようです。二階に上がる階段の作りなども只事ではありません。久し振りにすごい豪邸を見ました。近くにある津軽三味線会館では生演奏を楽しむこともできました。すっかり津軽に浸っています。
バスでの移動の間に窓の外では時々、雪が激しくふぶいてきます。窓の外は一面の雪景色が続いています。太宰の生家に近い金木の駅から津軽鉄道の「ストーブ列車」に乗って津軽中里まで移動しました。実にローカルな鉄道で、列車の中にストーブが据えつけられています。同行のツアーの方がストーブで温めたスルメを振る舞ってくれました。客車の中がスルメの香りで一杯になっていました。中里の駅を出てからバスの旅も帰り足に向かいます。津軽から盛岡へと帰路を急ぎました。バスの走行距離は昨日が200キロほど、今日は300キロを超える距離ですので大変な長旅となりました。(写真は津軽鉄道「ストーブ列車」のストーブで焼いているスルメです。)