二週間ぶりの「ランボー読書会」を楽しみました。

takuzemi2008-03-14

先週はB日程の入試の監督の仕事が入ってしまい、定例の「ランボー読書会」は中止してしまいました。今週も定例の木曜日に臨時の教授会と学科会議が入ってしまったために、今日は曜日をずらして一日遅れの読書会となりました。二週間ぶりの「ランボー読書会」です。・・・このところ色々と忙しくてブリュネルのランボー研究書の下訳がまったくお留守になっています。心配していましたが、相棒のFさんが立派な試訳を持ってきてくれました。(いやあ、有り難い!)おかげで内容の濃いブリュネルのテクストをじっくりと楽しむことができました。Fさんとのお喋りで、少々鬱屈していた気分が晴れました。
学生食堂で食券A(副食)、サラダ、味噌汁という組み合わせの食事を取って研究室に戻りました。今日もスキャナーで読み取ったテクストファイルの修正作業と取り組みました。・・・午後の3時過ぎには図書館に移動して少々本を探して過ごしました。前田愛先生の『近代日本の文学空間』の中の一章、「猫の言葉、猫の論理」をコピーして図書館から帰りました。夏目漱石の『吾輩は猫である』の話者である「猫」の言葉の特異性を分析した大変に面白い論文です。(図書館に移動する途中で、新12号館の工事用のフェンスが撤去されているのに気付きました。新しい建物が全貌を見せていました。)