『夏目漱石の恋』(筑摩書房)を少々読み進めました。

takuzemi2008-03-20

お彼岸です。墓参りにでも出掛けようかと思っていたのですが、外出向きではない悪天候となってしまいました。風雨ともに強くなりそうです。仕方がないので我が家の居間でコンピュータを立ち上げて「認識結果」のファイルを修正する作業を続けました。キーボードを叩いたり、本を斜め読みしたりという怠惰な休日です。
一昨日買ってきた小山龍介さんの『STUDY HUCKS!』に面白い英語の勉強法が紹介されてありました。詳しくは本を買って読んでいただきたいのですが、アメリカの大学の講義が無料のiPodのファイルとして登録してあるitunes Uというサイトの紹介です。私もいくつかのファイルをダウンロードしてコンピュータのitunesで聞いてみましたが、なかなか良い具合です。iPodも欲しくなってしまいました。(Radio Franceでは多彩なpodcastの番組を用意しています。時間さえあれば好きなだけフランス語の勉強ができます。)

今日はめずらしく家族四人が全員集合しての昼食となりました。ただ、私以外はお寿司を平らげています。私は野菜サラダとハンバーグをいただいて昼食を済ませました。(数日前に新聞にはさみ込まれて配布されたASA(朝日新聞サービスアンカー)の情報誌「マリオンクーポン」に江部康二先生の監修による「糖質制限食」の宅配の広告が載っていました。小樽の「ふうどりーむず株式会社」という会社だそうです。「糖質制限食」もずいぶんと普及しつつあるようです。)
午後は宮井一郎著『夏目漱石の恋』(筑摩書房)を少々読み進めました。以前、お宅にお邪魔したときに先輩のK先生に教えていただいた本です。漱石の参禅体験も「余裕のない」状態であった青年・漱石が「広い世の中に住み方も色々ある」という人生観を見つけた肯定的な体験であったと位置づけています。(p.83)まだ読み始めたばかりですが、楽しい読書になりそうです。