写真家のHさんと「煉」(れん)で盛り上がりました。

takuzemi2008-03-22

朝は自宅の居間でコンピュータを立ち上げてWebを利用しながら少々調べごとをしました。「夏目漱石の恋」を巡るさまざまな言説を見て回りました。ただ今、読み進めている宮井一郎氏の『夏目漱石の恋』と江藤淳氏の『決定版 夏目漱石』所収の「登世という嫂(あによめ)」は漱石の恋の対象についての真っ向から対立する仮説を提出しています。私には宮井氏の仮説の方が面白く読めるのですが、どちらの仮説も裏付けとなるデータが余りにも希薄なものにも感じられます。そこでネット上での意見を知りたくなってネットサーフィンとはなりました。これはやはり「漱石の恋の対象について断言するには決定的なデータがない」と結論付けるのが正しいのではないでしょうか。ただし、漱石の作品の中の記述を自説の傍証として強引に集積していく宮井氏の手際はある意味で非常に面白いものに感じられます。
昼前には別所沼までランニングに出掛けました。すっかり暖かくなって散歩道も公園も鳥の声がにぎやかです。ストレッチをしていたら「髭の写真家」ことHさんご夫妻にお会いしました。挨拶をしてしばらく立ち話をしました。実を言えば今夜はHさんと飲み会の約束があるのです。(別所沼ではハナダイコンが咲き群れていました。写真です。)
午後も自宅の居間でコンピュータの作業で過ごしました。・・・夜は写真家のHさんと近所の「煉」(れん)で盛り上がりました。二人とも血糖値の上がりやすい体質なので、もっぱら焼酎をお湯割りで楽しみました。若い人々でにぎやかに盛り上がるお店で魚介類の焼き物などが美味しくいただけます。(URLは下記です。)

http://www.tpd-jo.co.jp/