Fさんとの定例の「ランボー読書会」が待っています。

takuzemi2008-03-27

朝は起きぬけの時間から読みさしになっていた夏目漱石の『行人』を取り上げました。3分の1ほど残っている残りの部分を読み進めました。物語の展開に引き込まれて読書が乗ってくると、ぐいぐいと牽引されてしまうような展開です。最後の部分まで一気に読了してしまいました。気が付くと9時を回っています。
今日は木曜日です。Fさんとの定例の「ランボー読書会」が待っています。あわてて大学に移動しました。・・・研究室に着いてみたらFさんがもう来ていました。研究室のコンピュータの入れ替え作業が重なったために読書会の冒頭の時間が費やされてしまいました。少々遅れてFさんとブリュネルのランボー論を読み進めました。いまだにすらすらと読み進められるレベルには到底達していません。四苦八苦の読解の作業が続きます。4月からまた気持ちを引き締め直してマンネリを打開していきたいと感じました。

午後は歯医者さんの予約を取ってあるので早めに帰宅しました。予約の時間を待ちながら自宅の居間でコンピュータを起動して作業と取り組みました。今日も漱石の作品から「さわり」を抜き書きする作業です。Wzのアウトラインで抜き出した断片の一個一個の冒頭の一句が「目次」として表示されるようになっています。春学期の「文学」の講義で利用するためのファイル作りです。なかなか手間が掛かります。今日は『行人』と『こころ』あたりの重要部分を切り出しました。
夕方の5時半からは歯医者さんに出掛けました。ここの理事長はハーバードで学んで来た方で、私の主治医のH医師も腕が良くて信頼できます。ただし、私の歯の方は末期的です。残念ながら大事な歯を一本抜歯されてしまいました。老いを感じます。(写真は元荒川の桜並木です。週末には花盛りになりそうです。)