アプト式鉄道の車掌さんが頑張っていました。

takuzemi2008-04-07

朝は6時過に「湯屋 飛龍の宿」の一室で目覚めました。気が付けば同宿の風船氏と水澄子氏はもう露天風呂に出掛けている様子です。こちらもタオルを片手に露天に出掛けました。風呂で温まってから部屋にもどって荷物を片付けました。8時から遅めの朝食を取りました。(健脚の風船氏は朝飯前に夢の吊り橋まで足を伸ばしてきたとのことです。)
10時30分にはバスに乗って寸又峡から奥泉まで移動しました。渓谷の美しさが車窓に広がります。30分ほどのバスの旅で奥泉に着きました。階段を降りて奥泉の駅から今度はアプト式の電車に乗ります。案内をアナウンスしてくれる若い車掌さんの語り口が熱心で思わず「頑張ってるな」と思ってしまいました。
千頭からは大井川鉄道に乗り換えて川根温泉笹間渡駅に移動です。窓の外は桜の花が満開です。駅を降りて国道沿いに5分ほど歩くと道の駅「川根温泉」がありました。立派な源泉掛け流しです。利用客が多くて込み合っていますが湯の質は悪くありません。温泉にゆっくりと浸かってから食堂で昼食とお酒とをいただきました。新聞記者の南船氏と環境プロデューサーの水澄子氏が美術論を戦わせ始めたので、私は聞き役に回りました。楽しい午後の語らいでした。
再び川根温泉笹間渡駅に戻って大井川鉄道に乗り金谷まで移動しました。雨が振り出して車窓からの風景もしっとりと濡れています。風情があります。ここで関西に帰る夷山氏と南船氏はお別れです。幹事の胡風氏、風船氏、水澄子氏と私は金谷からJRで静岡に移動して新幹線に乗り換えて東京に帰りました。楽しい旅でした。何とも内容の濃い二日間の旅でした。(写真は大井川鉄道アプト式の電車です。車掌さんの入魂のアナウンスに感激しました。)