3限は「文学」の講義を頑張りました。

昼休みには3限の「文学」の授業の準備に追われました。データの入っているUSBメモリーを確認しておきます。ノートパソコン、講義録、ハンドアウト、教材提示機用の資料なども点検しておきます。早めに3401教室に移動して提示機、ノートパソコンをセットしてスクリーンも降ろしておきました。プロジェクターの点検をしているうちに始業の時間が迫ってきました。授業の開始です。前回のハンドアウトで説明が不十分だったアラゴンの文学観から話し始めました。アランやヴァレリーの散文の考え方と比較した場合のアラゴンの散文の特異性について話しました。(この特異性は漱石のものでもあります。)ここまでの前置きを語った後で東大大学院教授の姜尚中(カンサンジュ)さんのビデオを20分ほど見てもらいました。NHKの教育テレビで放映されたもので漱石について分かりやすく語っているものです。・・・後半は漱石の前期から中期を経て後期へと至るエクリチュールの変化を駒久喜美さんの本を参考にしながら解説しました。(今日の写真も教務課の前の花壇の花です。)