「介護等体験実習オリエンテーション」が待っています。

2限は「多文化理解コース運営委員会」、3限は「キャンパス教育実習委員会」、4限は「文学部教育実習委員会」と会議が3つも続きました。いずれも大切な会議ですので手抜きは出来ません。特に多文化の会議は今回は重要な案件を含んでいるのでメモを取りながら集中しました。
会議が終わると今日は「介護等体験実習オリエンテーション」が待っています。越谷近隣の地区の特殊教育学校の先生方が学生諸君に現場の実態を話してくれるために集まってくれました。実習委員の我々は接待役や教室までの案内役です。

13401教室には介護等体験に出掛ける学生諸君がぎっしり詰まっています。越谷西養護学校のS先生がパワーポイントのスライドをスクリーンに提示しながらお話を聞かせてくれます。全国では6.3パーセント、 埼玉では10.5パーセントの子供たちがなんらかの障害を抱えているとのことです。特別支援学校の教職員の役割や職務についての分かりやすいお話を聞くことができました。介護等の体験実習の意味とは何か?・・・人間への理解を深めることが基本だとS先生は言います。人権感覚とは多様な人がいることを知ることだと言うのです。

介護等体験のオリエンテーションが終わってから英文科の新任のH先生の歓迎会に駆けつけました。同僚の先生方とワインをいただき楽しい時間を過ごしました。お向かいの研究室のG先生もジャコ・ヴァン・ドルマル監督の映画『八日目』が大好きだと知って盛り上がりました。ダウン症の青年が主人公の素晴らしい映画です。