3年生のゼミはなかなか盛り上がりました。

5限は3年生のゼミです。今日は発表の担当者のT君、Tさん、Mさんが、なかなか立派なデータをメールで送ってきてくれました。プリンターの調子が相変わらず良くないので、助手のMさんにお願いしてプリントアウトの作業を片付けてもらいました。
ゼミではマリーズ・ブリュモンの『星の王子さまを学ぶ人のために』(世界思想社)を読み進めました。T君は石原千秋他著『読むための理論』(世織書房)なども参照して「主人公」や「語り」のキーワードを調べてきてくれました。
Tさんは「星の王子さまは本当に子供なのか?」という切り口でレジュメをまとめてくれました。Mさんは野崎歓先生の訳の17ページで王子さまの呼称が「坊や」から「王子」に変化すると指摘してきました。(原文に当たってみる必要があります。)・・・Mさんのレジュメではメタファー(隠喩)をどう読むかという問題も書き込まれてあり、これは漱石などの作品を読むときも共通の問題だと思われます。(セミの閉鎖ブログに学生諸君の作ったデータをアップしておきました。写真です。ネットワークドライブにもデータがあります。ゼミ生の諸君は探してみてください。)