「詩のボクシング」のビデオを鑑賞しました。

3限の「文学」の講義では、学生諸君に毎年見てもらっている「詩のボクシング」のビデオを楽しんでもらいました。NHKのBSでずいぶん昔に放映されたものです。「詩のボクシング」自体は毎年、新しい試合が放映されているのですが、最初に放映された谷川俊太郎さんとねじめ正一さんのスリリングな対決はやはり素晴らしいものです。言葉というものはこんなに生命に満ちたものだったのかと感心してしまいます。
ビデオを30分ほど見てから後半では漱石の主要作品の書き始めの文章、つまり「冒頭の一句」を鑑賞しました。それから佐藤信夫先生の『レトリック感覚』を紹介する形で「言葉のあや」の問題を考えてみました。パワーポイントのスライドを見ながらの授業展開です。教室は気温がかなり上がって少々ぐったりしました。

教務委員のT先生からメールが入っています。英文科の3年生を対象にしたゼミ選択のオリエンテーションの日程を固めたいと言います。「キャリアー支援課」関係のオリエンテーションや「教育実習」関係のオリエンテーションとバッティングしないかという問い合わせです。教育支援課に駆けつけて実習係のNさんに確認を取ってからメールの返事を書いておきました。(写真はドロノキのアップです。幹に蔦がまとわりついています。)