Fさんとブリュネルのランボー論を読み進めました。

takuzemi2008-05-09

山根式袋ファイルに投げ込んだFさんの訳文を整理しなくてはと思っているのですが、忙しくてそれすらなかなか手を着けられません。読書会のために用意したノートも以前は自前の訳文を書き込んでいたのですが、いつの間にか乱雑な「走書体」のメモ程度のものになり、今やFさんの下訳に頼りっきりという体たらくです。(でも、老生の怠惰に反比例して、Fさんの訳文の腕前はクレッシェンドに急上昇しつつあります。)
そんな訳で今日もFさんとブリュネルのランボー論を読み進めました。一人称の話者が仮装しつつ対話者を生み出していくプロセスを見事に分析しています。ポリフォニックな虚構の空間の生成をどう分析するか、興味のあるところです。・・・読書会の終了後に「言語文化研究所」の共同研究の応募の件をFさんと相談しておきました。