トランポリン部の新入生歓迎会に出席しました。

takuzemi2008-05-10

さすがに週末ともなると一週間の疲れがどっと出てきます。今日は完全休養の日と決めました。朝から脈絡のないつまみ食い読書で時間を過ごしました。金井美恵子『小説論 読まれなくなった小説のために』(朝日文庫)やら笙野頼子『幽界森娘異聞』(講談社文庫)やら藤枝静男『田紳有楽』(講談社、昭和51年初版!)やらを『草枕』の画工の読書法を真似して筋も追わずに散読しました。お天気が悪くて気温もかなり低めです。今日はランニングにも出掛けずに日中はほとんど自宅に籠もって過ごしてしまいました。

夜は文教大学トランポリン部の新入生歓迎会に出席しました。北越谷駅前の「くろだ」に6時半の集合です。肌寒い日ですのでジーンズにジャンパーといういで立ちでお店に向かいました。定刻に到着したら部員の諸君はもう集まっていて、さっそく歓迎会が始まりました。ビールをいただきながら色々とお喋りが盛り上がります。キャプテンのS君はなかなかの読書家で詩人のランボーやら中原中也が好きで良く読んでいます。もう一人のS君は教育学部の国語専修で卒論には漱石の『こころ』をテーマに書くつもりだと言います。小森陽一氏の「『心』における反転する<手記>−空白と意味の生成−」で語られた<「奥さん」−と−共に−生きること>の可能性などを巡って盛り上がりました。新入生の諸君の自己紹介も先輩の諸君からの質疑応答まである楽しいものでした。
さてさて、主将のS君のお父さんが糖尿病だと言うので私の食事療法の話をして、江部康二先生の『主食を抜けば糖尿病は良くなる』(東洋経済新報社)を紹介しておきました。