家人と別所沼まで散歩に出掛けました。

takuzemi2008-05-11

漱石関連の論文をスキャナーで読み取ってデジタル化する作業を続けました。文字認識ソフトの識字率は数年前に比べると大幅に向上している印象です。それでも「誤読」の部分を修正していくのにはなかなか手間が掛かります。今日のテクストはなぜか「は」を「ほ」と誤読している部分が多くて困りました。酒井英行氏の「広田先生の夢」などの論文をA4で16ページほどのデジタルデータに整理すると午後の2時になってしまいました。
一休みしようと家人と別所沼まで散歩に出掛けました。昨日、今日と二日続けて肌寒い天気が続いています。「花と緑の散歩道」も濃い緑におおわれてトンネルを抜けているような気分になります。桜の季節も終わり、これからはアジサイの開花を待つ頃合いでしょうか。
別所沼では詩人・立原道造の「ヒヤシンスハウス」(風信子荘)に立ち寄りました。ボランティアの案内の方としばらくお喋りを楽しみました。それから沼の回りを2周ほど巡ってメタセコイアの森の鬱蒼とした緑を楽しみました。脳の深みまで森の空気が染み込んでくるような気がしました。