4年生のゼミはなかなか立派な発表が続きました。

お天気が良くなって、どんどんと晴れ上がってきました。気温も急上昇です。午後には研究室から出て、キャンパスを一回りしてきました。デジタルカメラをぶら下げてナイスショットを狙いました。
4年生のゼミがある予定なのですが、まだ今日の配布資料のデータが送られてきません。発表者は教室で直接、配布するつもりでいるのかも知れません。できれば、デジタルデータでメールしてもらった方が後の処理が楽なのですが。・・・ちなみに今までの発表の資料はteacher_work$のフォルダーに入れておきました。3年ゼミのフォルダーにはフランス語の『星の王子さま』の原文もテクストファイルで入れておきました。

教務課に出掛けて教室変更を済ませておきました。437教室が使い勝手がよいので、今日から4年のゼミもそちらで行おうという魂胆です。USBのメモリーを一本持っていけばPowerPointが使えます。
4限は0君と『星の王子さま』を読みました。だいぶ慣れてきてはいるものの時々、難しい部分にぶつかります。そんな時には加藤晴久先生の『自分で訳す星の王子さま』(三修社)に当たって調べると親切な注に助けられることしきりです。今日も楽しくフランス語の勉強ができました。

5限の4年ゼミは二人のYさんが発表しました。先ずは一人目のYさんの「カミーユ・サン=サーンスの芸術と生涯」です。大変な大きさを持った作曲家について大量の資料を持ってきて話してくれました。Yさん自身、吹奏楽部でクラリネットを担当している演奏家ですので、ご自身の音楽への偏愛が色濃く出た発表となりました。調べ型の論文でなく、サン=サーンスに対する「?」を設定することが必要だと感じました。

二人目のYさんは「『白雪姫』−登場人物と姫との関係性とその後の白雪姫を追う−」と題して、これも力作の発表をしてくれました。なぜ、母親が実の娘を殺すのか?(初版) 小人たちとは何者なのか? 王は妻や娘をどう思っていたのか? 王子は死んでいる姫になぜ恋をしたのか?・・・いずれも難問ですね。Yさんは異類婚姻譚を扱った先輩のTさんの卒論なども参考にしたようですが、大変に面白い発表でした。大いに発展させてください。o(^0^)o