素材の「仕込み」の時間が過ぎていきます。

takuzemi2008-05-27

先週末の学会、日曜日の友人との散歩、そして昨日の出張と、外を出歩くことが多くて仕事にしわ寄せが来ています。水曜日の「英語研究基礎演習」や木曜日の「文学」などの教材研究は前の週の週末にじっくりと計画を練るのが常なのですが、今週はまだ頭の中のイメージが明確になってきません。A4の紙の裏側に鉛筆でアイデアを書き出してブレーンストーミングを試みました。「文学」では柄谷行人氏の「漱石と文」という論文を紹介してみようと、以前作っておいた抜き書きをパワーポイントのスライドにしてみました。朝のうちに何とか40枚ほどのスライドが完成しました。「基礎演習」のハンドアウトも2ページのものを作り上げました。こちらはインターネットによる情報収集についてのものです。以前、「情報処理と言語文化」という授業のために作成したスライドもあります。使い回しができそうです。(^_^;;

昼過ぎには大学に移動しました。先ずは6月5日の「出前授業」のハンドアウトを入学課に届けました。次に今日の4年のゼミの配布資料をコピーしました。それから明日の1限のハンドアウトを作りました。素材の「仕込み」の時間が過ぎていきます。昼休みには3年ゼミ生のMさんが色々と質問に来ました。ヨーロッパの文化の古い層には、実は「地母神」信仰のようなものがあったとする説を紹介しました。父系のヨーロッパに対する母系のヨーロッパの存在です。