5限のゼミはYさんの発表がありました。

大学に移動して学生食堂で昼食を済ませました。研究室に戻って一休みしていたらS女子高校に教育実習に出掛けているTさんから私の携帯に電話が入りました。近況の報告です。頑張って実習に通っているということで安心しました。ゼミ生のKさんも宮沢賢治の『オツベルと象』を生徒たちに教えているころでしょうか。
5限のゼミはYさんの発表がありました。東野圭吾のミステリーの愛読者で、発表もこの作家についてのものでした。東野氏のミステリーはなかなか「仕掛け」に凝ったものが多いとのことです。ウェイン・ブースの言う「信頼できない語り手」の出没する作品もあるとのことで、私も読んでみたくなりました。帰りに駅前の須原屋で『悪意』を探してみることにしましょう。
今年の4年生のゼミは就職活動や教育実習で多忙を極めている諸君も多いなかで、まずまずの出席率を保っています。みんな基本的に真面目なのですね。(今日はA君が就職活動のために発表できないとメールして来たのですが、Yさんの発表で盛り上がりました。)
教室変更した437教室はなかなかインテリジェントな教室です。コンピュータも備え付けてあり、大スクリーンで映画も楽しめます。今日は残りの時間で寺山修司の舞台『身毒丸』を見てみました。藤原竜也が演じる「しんとく」が素敵です。次回は後半を楽しむ予定です。(山本ゼミ1期生のHさんの『身毒丸』を論じた論文データは「teacher_work$」にありますよ。大変な力作です。ゼミ生の諸君はぜひご覧になってください。)