ゼミでは宮崎駿さんのビデオを見ました。

4限のフランス語5は4年ゼミ生のO君と『星の王子さま』を読み進めています。ところが今日はO君が私に質問をしたいことがあると言います。木曜3限の「文学」のレポートをどう書いたら良いのか悩んでいる様子です。レポートは「夏目漱石の作品を一つ選んで論じる」という課題です。O君は『こころ』を選んで考えを進めているとのことです。何人かの論者の読解を紹介して、多様な読みがあることを説明しました。O君と二人で色々と考えているうちに気がついたら4限の時間が終わってしまいました。
5限のゼミは火曜日の授業の振り替えということで、今日は4年のゼミとなります。バンドをやっているS君の『夢十夜』論が間に合うかなと期待していたのですが、残念ながら時間が足らなかった様子です。大竹伸朗のビデオと宮崎駿のビデオを用意してきましたので、どちらが見たいか学生諸君に多数決で決めてもらいました。宮崎駿さんの方が圧倒的に多数だったのでNHKで放映された「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ることにしました。明日から封切られる『崖の上のポニョ』のメイキングですのでタイミングは良かったかも知れません。この教室はスクリーンも大型で音響も良くて楽しめます。少数派ですが捨てがたい大竹伸朗の「全景」のサイトのURLは以下です。関心のあるゼミ生の諸君はぜひご覧になってください。(夜は越谷の「土間土間」に集まってゼミのコンパとなりました。みなさん、お疲れさまでした。)

http://shinroohtake.jp/