キャンパスの森で聞こえるのはセミの声ばかりです。

takuzemi2008-08-05

朝の起きぬけの時間は昨日、大宮のジュンク堂で買ってきた三浦雅士著『漱石 母に愛されなかった子』(岩波新書)を読み始めました。大変に面白い内容で著者の読者に伝えたい思いが強烈に伝わってきます。・・・多少は仕事を多少は片付けねばならないので大学に移動しました。先ずは指定校訪問の報告書を書き上げました。手帳を自宅に忘れてきてしまったので進路指導の先生方の名刺が有りません。虫食い状態の報告書です。必要なデータを書き込んで、後日に完成させなければなりません。今日のところは現状で寝かせておきました。
学生食堂で食事を済ませて研究室に戻ろうとしていたら、4年ゼミ生のSさんにキャンパスで出くわしました。そろそろ卒論の執筆に取り掛からなければなりません。今日は図書館で色々と調べごとをする予定だとのことでした。こちらも研究室に戻ってレポートを読む作業を続けました。(冷房の効いている室内は良いのですが、外は今日も大変な暑さが続いています。授業も定期試験も集中講義も終わったキャンパスには学生諸君の人影も少しずつまばらになってきています。中庭のベンチも空っぽで、聞こえるのはセミの声ばかりです。)