そのうちに激しい遠雷が聞こえてきました。

takuzemi2008-08-20

午前中は自宅で春学期の成績の最終的な詰めの作業と取り組みました。出席点も加味して判定をしていく作業です。受講生名簿の空欄に評価を書き込んで完成させてから、教育支援課に提出するマークシートに成績を転記します。誤記のないように何度も確認を繰り返さなければなりません。全ての作業が終わると10時半になってしまいました。・・・自宅で昼食を済ませてから大学に移動しました。先ずは教育支援課の窓口に成績伝票のマークシートを提出して大仕事が一段落着きました。研究室に上がってしばらく読書の時間を持ちました。
大岡昇平著『小説家夏目漱石』(ちくま学芸文庫)を先日から拾い読みしています。「『薤露行』の構造」と題された論文を読んだところ、大変に面白かったので、『薤露行』そのものを読み直してみたくなりました。手持ちの岩波文庫版の『倫敦塔 幻影の盾』に収録されているものは活字が小さくて目が痛くなって困ります。大学図書館まで移動して漱石全集の一冊を借りてくることにしました。・・・図書館では地下の閲覧室で少々、ブリュネルのテクストを訳したりして時間を過ごしました。なかなか良い気分です。そのうちに激しい遠雷が聞こえてきました。慌てて研究室に戻ることにしました。