「動物化するポストモダン」を読んでみました。

今日はゼミの学生諸君が次々と研究室にやって来ました。昼休み、2時過、3時過・・・と何人かのゼミ生の諸君と色々とお喋りしました。合間を縫って図書館まで移動して本を返してから学生食堂で遅い昼食を済ませました。今日も「小論文の指導」を希望するという学生が現れました。なかなか熱心です。
5限のゼミは教室を変更して8202教室で行いました。今日は東浩紀さんの「動物化するポストモダン」を読んでみました。「大きな物語」が壊れたあとのポストモダンの時代を生きる我々はデータベースから取り出したシミュラクルとしての小さな物語を生きる以外にないのだという展開です。なかなか難しいテクストだと感じましたが、ゼミ生の諸君の中には決然と「面白いです」と断言してくれた人もありました。もう一度精読し直して次週にも同じテクストを考えてみることにしましょう。