「ヨーロッパの文学」はラブレーがテーマです。

昼休みには643大教室まで移動して午後の授業のハンドアウトと出席票をセットしておきました。研究室に戻って教材提示機用の「看板」やら学生諸君に見せる「世界の文学」の図像やらを用意しておきました。堀田善衛先生の『路上の人』(新潮社)も内容を紹介するので用意しておきました。午後の1時前には教室に移動してスクリーンを降ろし、提示機も用意しました。今日の「ヨーロッパの文学」はラブレーがメインのテーマです。先ずは導入で堀田善衛先生の『路上の人』の内容を紹介しました。特に異端討伐十字軍の当時の法王庁の非寛容な態度については異端カタリ派との対比で詳しく語っておきました。その後でラブレー作品の解説を語りました。これは宮下志朗氏の文章を参考させてもらってまとめたものです。おかげでラブレーの作品の多面的な側面がまずまずは上手に語れました。
授業の終了後は研究室で学生諸君とお喋りを楽しみました。大学院への進学が決まっているOさんと3年ゼミ生のMさんのお二人です。二人ともなかなかの読書家で色々の方向に話題が飛びます。色々とお喋りしているうちに長話になってしまいました。