映画『女優マルキーズ』を見ました。
午後の3限は「ヨーロッパの文学」の講義です。残念ながら訳があって余り元気の出ないコンディションです。ハンドアウトはデカルトとパスカルの生き方を紹介するものを配布したのですが、授業のメインの部分はビデオの鑑賞にあてました。学園祭明けにお話しする予定のラシーヌとモリエールの理解に役立つはずのビデオです。ソフィー・マルソー主演の映画『女優マルキーズ』を見ました。ある偶然からモリエール一座の俳優グロ・ルネの妻となったマルキーズが女優としての言葉を獲得していく物語がエスプリ・ゴロワ風の笑いも交えたストーリーで展開されています。前半はモリエールの一座で喜劇と取り組むマルキーズが、後半はラシーヌと一緒に悲劇に取り組むマルキーズが描かれます。