U先生が植田正治の写真集を見せてくれました。

takuzemi2008-10-29

今日は体育祭、そして明日からは藍蓼祭の期間に入るので授業の方はしばらく休講が続くことになります。1限はFさんとの恒例の「ランボー読書会」を楽しみました。今日もブリュネルのランボー研究書を一行ずつゆっくりと読み進めていきます。このところ多忙が続いていて下訳が用意できない私ですが、相棒のFさんが毎回頑張りをみせて訳文を用意してきてくれます。何とも有り難いことです。近々、ランボー自身のテクストも再読する必要があると感じています。
11時からは臨時の文学部教育実習委員会となりました。近付いている実習関連のオリエンテーションの細部を詰めるなどの打ち合わせを行いました。会議が終わってからU先生が植田正治の写真集を取り出して見せてくれました。先生は鳥取のご出身で、学会で鳥取に行った時に旧友と再会を果たしたと言います。その旧友が「植田正治の助手のようなことをやっていた」と言うのだそうです。興味を惹かれて図書館で写真集を借りてきて見せてくれたのでした。不思議な画面が見る人に色々なことを思わせます。(鷲田清一著『「聴く」ことの力−臨床哲学試論』(TBSブリタニカ)でも植田正治の写真が効果的に使われていたように記憶しています。)

帰りがけに出津橋の上から河川敷を見下ろしたら大学のキャンパスから移動した大量の自転車が列を作っていました。自転車置き場は学園祭のシーズンの間は模擬店に早変わりするのですね。(写真)