「シャンソン・ブム」のpodcastが始まっていました。

takuzemi2008-11-29

多忙な日々が続いて、すっかり疲れ果てています。今日は久し振りに完全休養の一日と決めました。朝はDELLのコンピュータを起動して、数カ月ぶりにFrance Cultureのサイトを覗いてみました。何と私の大好きな「シャンソン・ブム」(Chanson Boum !)のpodcastでの配信が始まっていました。さっそくiTunesでファイルを取得して、iPodで聞いてみました。司会のエレーヌ・アゼラさんと軽妙なやり取りをする今日のゲストはクレモンチーヌさんです。(11月23日配信分)昔ながらの伝統的シャンソンを自分流にこだわりながら歌い続けている態度に好感が持てます。・・・iPodを聞き始めたら面白くなってしまいました。万葉集の朗読(Japan Archives)を聞いたり、日仏バイリンガルのディスクジョッキー「chocolat」を聞いたり、東京大学の「学術俯瞰講義」の上野千鶴子さんの学問論を聞いたりして午前の時間をのんびりと過ごすことができました。
古い本を引っ張りだして拾い読みしました。大好きなジャン・グルニエの『孤島』です。研究室から持ち帰った原書と自宅に置いてあった井上究一郎先生の訳書(竹内書店)が久し振りにペアを組みました。「猫のムールー」などの章をゆっくりと読み直して、グルニエの味わいの深い文章を噛みしめました。良き時間が流れていきます。