福井憲彦氏の「時間の秩序と秩序の時間」を読みました。

昼休みには来年の1月14日に行われる教育実習事前指導(オリエンテーション)で実習の体験を語ってもらう4年生の学生諸君と打ち合わせをしました。新潟で小学校教員となる予定のHさん、長野で中学校の教員となる予定のH君のお二人です。後輩の学生諸君にとっては教員のお説教よりも実際に現場を見てきた先輩の体験談の方がずっと役に立つはずです。お二人に頑張ってもらうことにしましょう。
3年ゼミ生のMさんとお喋りを楽しんでから、1時過ぎに学生食堂で昼食を取って研究室に戻りました。30分ほど同僚のT先生にWzエディターで欧文を打ち込む方法をレクチャーしました。・・・ところが上手に打ち込めません。このところ研究室のコンピュータが具合が良くない様子です。
5限の3年のゼミでは『ちくま評論選』所収の福井憲彦氏の「時間の秩序と秩序の時間」を読みました。近代化の波の中で時計の時間に縛られるようになった現代の人間たちにはオーストラリアの先住民であるアボリジニーの人々が信じているような「ジ・エターナル・ドリームタイム」は望むべくもないのだろうか?・・・と問いかけてきます。最近の自分自身の時間の使い方を反省させられる評論でした。