元荒川も出津橋もドロノキももう真っ暗です。

夜の8時前までは待ち時間となりました。研究室でボードレールの研究書から抜き書きを作る作業と取り組んだのですが、仕事が乗りません。怠け癖が出てしまい、「Ubuntu」の解説書を読み始めてしまいました。昔からLinux系のOSには関心を持ち続けてきたのですが、これは本格的に使えそうなフリーのOSです。面白くて仕事がそっちのけになってしまいました。読書のBGMはiPodに大量に詰め込んであるpodcastの群れです。France Cultureなどから取った音源を色々と聞いて楽しみました。(私のiPodに入っている番組はA quoi pensez-vous ?, A voix nue, Chanson Boum !などです。面白いですよ。)
午後の8時から9時半までは異例の夜の共同作業となりました。ともあれ大事な仕事が一山を無事に越えてほっとしました。仕事が片付いてから守衛さんに研究室、準備室の鍵束を返して、正門を手で開けて帰路に着きました。元荒川も出津橋もドロノキももう真っ暗です。空を見上げると月がなんとも冴え切っています。冬の空気が張り詰めている感じです。iPodの音量を低めにしてCanson Boum !を聞き返しながら帰路に着きました。