旧友のO君から電話が掛かってきました。

夕方になって中学、高校と同じ学校に通っていた旧友のO君から電話が掛かってきました。近況を語り合いました。・・・中学時代のO君は音楽の才能があり、クラリネットを吹いていました。放課後の音楽室でクラリネットサキソフォンの運指を教えてもらった思い出がよみがえってきました。
音楽室に居残って楽器の練習をしていたところを、音楽の先生のU先生に捕獲されてしまいました。先生が言うには「コーラス部を作って全国大会に出るのだから、お前たちもメンバーになれ」と言うのですね。・・・何カ月かの間にメンバーも集まり、レパートリーもできて、TBSの全国音楽コンクールの地方予選に勝ち残るまでにいったものでした。(私はなんと指揮を担当しました。実は音程を外す癖があったものですので。・・・)
高校に入ると冬のシーズンの体育は連日マラソンの練習ばかりとなりました。私は走るのは大の苦手だったのですが、13000mを走破する「新入生歓迎13000mマラソン大会」の本番では、O君に伴走してもらって、かなりの上位の成績で完走した記憶があります。(私が何とか完走できそうだと分かると、O君は「それじゃあ、先に行くよ」と告げてラストスパートで何人もの先頭走者たちをごぼう抜きにしたものでした。)