「うらわ美術館」を訪問しました。
朝の起き抜けの時間は4年ゼミ生のKさんの推薦書を書いて清書しておきました。それから木曜日の午後の講義「ヨーロッパの文学」で何を話そうかとあれこれと考えました。余り詩の話しができなかったので、ボードレールとランボーあたりをテクスト付きで紹介しようかと考えました。さっそくデータベースの該当部分のテクストをワードに貼り付けてプリントアウトしておきました。早めに一仕事が片付いたので外出することにしました。
浦和ロイヤルパインズホテルに移動して3Fにある「うらわ美術館」を訪問しました。「氾濫するイメージ−反芸術以後の印刷メディアと美術 1960's-70's」と題された企画展が公開されています。赤瀬川原平、粟津潔、宇野亜喜良、木村恒久、タイガー立石、横尾忠則、中村宏、つげ義春の8人の作家たちの多彩な作品が質量ともに充実した形で展示されていて楽しめます。日常と非日常との間のバリアーを、表現というトリッキーな行為によって軽々と超えてしまうところに、この作家たちの共通点がありそうです。美術館の入館料は何とワンコイン500円也です。リーズナブルな2時間を過ごしました。