学生諸君がよろこぶ面白い講義にしたいものです。

正午には作業を中断して近所のスーパーや薬屋さんを回ってきました。昼食を済ませて再び作業に取り組みました。来年度のシラバスなどを少々、Wzで書き上げて保存しておきました。・・・午後は研究室まで移動して4年生の諸君の卒論を読もうと思っていました。残念ながらこの作業は明日以降に延期するしかありません。
ところで、200人以上の受講生を迎える大規模授業を担当する教員にとっては色々と悩ましい問題があります。出欠の確認、ハンドアウトの配布、教室での私語・・・などなどです。それだけでなく自分の授業そのものが「面白くない!」と感じられることもあります。(昨日のロブ=グリエは我ながら楽しく語れたと自負していますが。・・・)昨日、最終回を迎えてしまった「ヨーロッパの文学」に付いても担当教員の私自身が不満一杯なのですね。マンネリ化している、語る教員に取って既知の情報ばかりだ、もっと未知との遭遇を目指すべきだ、血肉を備えたランボーバルザックが語れていない、要するに教員としての勉強が足りないのだ・・・などなど色々と不備な点を頭の中で列挙していくとキリがありません。来年度の「ヨーロッパの文学」は夏休みにたっぷりと仕込んで学生諸君が喝采するような面白い講義にしたいものです。