池袋に移動してジュンク堂に寄ってみました。

五反田から池袋に移動してジュンク堂に寄ってみました。岩波書店漱石全集を物色してみました。店員さんに聞いてみたら欠番だらけで、全巻のセットは入手できないとのことです。図書館で借りれば充分に間に合うので、無理をして購入することもないと思い直しました。今日買い求めたのは2冊です。一つは不知火プロダクション編・畑有三監修『マンガで読むから面白い! 夏目漱石とその時代』(宙[おおぞら]出版)です。授業で学生諸君に見せたら面白かろうという魂胆なのです。もう一つは『攝津幸彦撰集』(邑書林)です。友人の空間プロデューサーI君から「すごいぞ!」と教えられて読み始めた攝津幸彦の前衛俳句ですが、私には九割方は良く分かりません。それでも奇妙な言葉の使い方に妙に惹かれるのですね。1997年刊の『攝津幸彦全句集』(沖積舎)の分厚い一冊は購入した記憶はあるのですが、数年前から行方不明です。手頃な大きさの撰集で攝津幸彦の不思議な世界を再訪するのも、私にとっては新たなマジカル・ミステリー・ツアーの始まりを予感させます。
夕方には近くのカフェでメールの文案を考えたり、日記(ブログ)の種を考えたりして過ごしました。自宅で停滞していると出てこない「やる気」が、場所を変えると少しは絞り出せるような気がします。