最後の発表会は淋しい気分になります。

10時半まではゼミ生の諸君が集まるのを待ちました。4年ゼミ生の諸君に会場の12102教室を周知していなかったのが良くなかったようです。集まったメンバーで発表会を始めることにしました。先ずはOさんの『千と千尋の神隠し』を心理学的に読み解く卒論から発表が始まりました。Oさんは自分の論文をゆっくりと語る形で素敵な発表をしてくれました。・・・続いてSさんのダリの絵画についての発表です。こちらはスクリーン上に色々の作品を映写しながらの発表です。楽しい発表になりました。・・・次の発表はO君の「サッカーの文化論」という形です。労働者階級にサッカーが受け入れられていったプロセスが分かりやすく語られていました。
昼休みには3307教室でT先生、N先生にも参加してもらって新任のS先生のゼミの紹介をしました。昼食を取る時間がありません。
午後の1時からは発表会を再開しました。N君の「シャーロック・ホームズ」、S君の「売れる商品」に付いての分析、K君のエンターメントとしての「三国志」などの発表が続きました。最後の発表会は毎年のことですが淋しい気分になります。O君から「2年間、ありがとうございました」と丁重な挨拶をいただいてしまいました。ゼミ生諸君との別れを惜しむ気分です。けれども、みんなは三々五々、散っていきました。