ご法度のワンタンを食べて嬉しくなりました。

ウエストミンスター寺院を拝観しました。拝観料12ポンドは高いですね。その代わりに何とも壮大な空間が体験できます。けれども見物客が余りにも多くて、とても宗教的な気分にはなれません。でかいだけなのですね。90%の見物客が音声ガイドを片手に、ロボットのように移動しているのも気に入りませんでした。昨日の同名のカトリック寺院で感じた一種のインサイトのようなものは、ここでは感じられませんでした。
地下鉄のWestminster駅からCharing Cross駅まで移動して、ナショナル・ギャラリーに入りました。ここのカフェで一休みしようと思ったのですが、何と大変な混雑で空席など一つもありません。もうしばらくは街歩きを続けることにしました。(もちろん美術館のトイレだけはしっかりと借りておきました。)
トラファルガー広場の空間の広がりをしばらく味わってからLeichester Squareを目指して歩きました。ここで左折して中華街を目指しました。左手にレスター・スクエアを見て進み、右手に曲がると中華街が見えてきました。どこの国でもチャイナ・タウンを作ってしまう中国人のしぶとさは立派なものだと思いました。・・・チャイナ・タウンを見物してから、とても安そうなお店でご法度のワンタンを食べて嬉しくなりました。日本のうどんの美味しさと同じで、温かさが何ともおなかに有り難く感じます。・・・ホテルに戻ってから、地元Hammersmithの繁華街を探訪しに出掛けました。意外にも新しい町並みが広がっていて、ショッピングセンターなどがあることを知りました。暇を見つけて歩いてみることにしましょう。(写真は中華街の風景です。)