ミレーの「オフェーリア」を見てきました。

takuzemi2009-02-12

今日も嬉しいことに空は晴れ上がってくれました。しかし大変な寒さです。おそらく氷点下でしょう。G先生と7時15分にはホテルを出てGroucester Roadに移動しました。学生諸君もFrancis Kingまでの通学に慣れてきた様子です。トラブルもなく全員が定時に集合してくれます。出席を確認してから地下鉄でVictoriaに移動して国鉄の方のビクトリア駅を見学しました。朝のラッシュアワーとあって巨大な駅の構内は大変な雑踏です。人の流れが引っ切りなしに奔流となって押し寄せてくる感じに圧倒されました。
人込みに疲れたのでテート・ブリテンに移動して絵を見ることにしました。今日のお目当てはイギリスの伝統絵画です。とりわけ『崖の上のポニョ』のメーキングビデオで宮崎駿氏が圧倒されたと語っていたラファエル前派とジョン・エヴァレット・ミレーの「オフェーリア」をしっかりと見る決心です。・・・「オフェーリア」の部屋は小中学生の諸君がやって来て先生の指導のもとに模写を始めている最中でした。こんな教育が出来るなんて、うらやましい限りです。・・・繊細な描写の「オフェーリア」をじっくりと眺めてから美術館のカフェで一休みしました。まったりとした時間が流れていきます。