学生諸君とDEFENSE地区を歩いてみました。

ドーヴァーに着いてフェリーに乗りました。うっかりしてデジタルカメラをフェリーの地下のバスに置き忘れてしまいました。しかし、この海の光景は自分の網膜にこそ記録すべきものなのでしょう。2時間足らずの移動時間はデッキから海を眺めたり、学生諸君とお喋りしたり、フェリーの客を眺めたりして過ごしました。・・・カレーに着いてからバスはひたすらパリを目指して走ります。・・・詩人ランボーにゆかりのオワーズ河の近くを走っているのですが、風景は殺風景な高速道路の風景が続きます。(もちろん遠望する田園の風景には本当に心が和みます。コペの詩「鳥たちの死」を思い出してしまいました。)
「道の駅」で休みながら長旅を進めました。夕方の4時には何とかパリに到着しました。IBIS PARIS LA DEFENSE 1ホテルに着いて一安心です。・・・何人かの学生諸君とDEFENSE地区を歩いてみました。コンビニを探すのに苦労しました。それにしてもフランス人って過激だと思うのですね。日本人がお台場や横浜を新開発しても、ここまでシュールにはなりません。「フランス人よ、お前たちはここまでラディカルに伝統を捨てることができるのか」と問いたくなります。・・・遠くに見える凱旋門エッフェル塔が素晴らしくロマンチックです。学生諸君からも「すごーい」と歓声が上がりました。(エッフェル塔も建造された当時には伝統破壊の極致だったはずです。・・・写真はDEFENSE地区の夜景です。)