「ランボー読書会」を楽しみました。

takuzemi2009-03-19

気温が上昇して春たけなわという気配です。薄手のジャンパーに着替えて家を出たのですが、セーターが邪魔になるほどの陽気です。車窓からの眺めもコブシの花などの春の景色が楽しめます。
元荒川に架かる出津橋のたもとのドロノキも若芽が膨らんできています。川沿いの桜並木の桜の蕾も開花を待つばかりという風情です。
2限はFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。今日もブリュネルのランボー研究書をゆっくりと読み進めていきました。私はこのところ怠け癖がついてしまい下調べもやっていません。Fさんの苦心の下訳に赤ペンで修正を加えるという方針で90分の読書会を進めました。
ブリュネルのテクストは毎回スリリングで読者にやる気を与えてくれます。今日はランボーの『地獄の季節』の中の「錯乱2」の章に出てくる詩の数々も一つ一つ再確認しておきました。
Fさんとの雑談の最中に「そろそろ新学期が始まるね」というやり取りがどちらからともなく出てきて驚きました。思えば新学期の授業の準備にもまだ取り掛かっていません。今週末には態勢を立て直して授業計画などを夢想する時間をもたなければなりません。