HP200LXを何とか復活させました。

一昨日の車中でのことです。北越谷から浅草へと向かう電車の中で70歳ぐらいの一人の男性をお見掛けしました。(実は私のとなりの席に座った男性です。)その人は肩掛けのバッグから何かを取り出しました。見ればなんとHEWLETT PACKARDの200LXなのですね。
男性は慣れた手つきでキーボードから何事かを打ち込んでいます。小さな200LXの筐体を両手で支えながら左右の親指だけでデータを打ち込む定番のテクニックです。「達人だな!」と頭の中で呟いてしまいました。
「実は私もかつては200LXの大ファンでして」とよほど声を掛けようかとも思いました。そんな思いをぐっとこらえて浅草へと向かったのでした。
今朝は、もう一年ほども起動していない私の200LXにスイッチを入れてみました。案の定、内蔵電池もバックアップ電池も干上がっています。Cドライブも飛んでしまっています。近くのK’s電気でリチウム電池やアルカリ乾電池を買ってきて、先ずは電池の交換を済ませました。消失していたCドライブを復旧して、EMSを確保するのに多少の時間が掛かりました。何しろ忘れていたDOSのコマンドを色々と打ち込まなければならないものですから。・・・200LXはメモ専用機として居間のテーブルの上に常備しておくことにしました。あの達人に感謝です。(写真は復活したHP200LXです。)