古本を売ったお金で古本を一冊買ってしまいました。

takuzemi2009-04-11

さいたま市立中央図書館で借りた漱石の研究書が返却期限を過ぎてしまっています。大急ぎで返却に出掛けることにしました。ついでに浦和の古本屋さん「武蔵野書房」に立ち寄って要らなくなった本を引き取ってもらうことにしました。何しろ我が家の居間では本の山がどんどんと増殖して、平和な生活空間を浸食しはじめているのです。昨年、勉強する必要があって何冊も買い求めた「高齢化社会」についての本の大部分を処分することにしました。(上野千鶴子さん、加藤仁さん、種村季弘さん、赤瀬川原平さんの本は愛読書ですので残すことにしました。)
荷物がかなり重くなってしまいましたので、家人の旅行用のスーツケースを借用して荷物を入れ、電車で浦和に移動しました。・・・古本を売ったお金で古本を一冊買ってしまいました。石川啄木の『函館版 一握の砂』です。函に入った美しい造りの歌集です。中学生の頃に好きで良く読んでいました。暗記している歌もいくつもあります。・・・図書館に移動して本を返却しました。今日は本を借りるのも億劫で、PARCOの中を少々散歩して帰宅しました。